ウェブサイトを構築するには、フルスクラッチと呼ばれるHTMLやCSS、jQueryなどを駆使して構築する方法があります。これは言わずもがなそれなりのスキルが必要になっていきます。
しかし、世の中にはHTMLでデザインされた無料のテーマファイルがあふれるほどあります。すごいありがたいですね、ほとんど海外製ですが…
しかしながら、HTMLは運用面においてHTMLの知識がなければどうにもこうにもなりません。それらを解決するためにあると言ってもいいのがCMSと言われるものです。代表的なものにWordPressやDrupalがあります。
ウェブを少しでも経験したことがあれば、WordPressの名前くらいは聞いたことがあるかもしれませんね。当サイトの関連記事でも書いていますのでご参照頂ければと思います。
今日は、そんなHTMLで構成されたテーマファイルをWordPressファイルに変換してくれるウェブサービスを紹介します。
それは、「HTML WordPress Converter」というものです。
https://htmltowordpress.io/converter/
一般的にHTMLファイルのテーマは、zipファイルでアップされていることが多いのですが、そのzipファイルを「HTML WordPress Converter」サイトにドラッグするだけです。あとは10秒~30秒ほど待つと出来上がります。
私の方では、5テーマほど試しましたがデザイン崩れもなく驚くほどの変換率です。下記に1テーマファイルを紹介します。
https://blackrockdigital.github.io/startbootstrap-agency/
HTMLテーマのスクリーンショット HTMLからWordPressへ変換したスクリーンショット
ただし、WordPressテーマに変換されたファイルをダウンロードするには1HTMLファイルごとに9$かかります。しかしながら、ランディングページや、各下層ページのデザインが似ていればトップページと下層ページの2ページだけで、あとはWordPress側でコピペして作業していけば利用価値はあるかもしれませんね。
しかし、ダウンロードは有料ですが中身の確認や実際にWordPressのダッシュボードにログインして、どのようになるのかまでの確認は無料で手軽にできます。
WordPressテーマに気に入ったものがない場合や、HTMLで構成作成した既存のサイトをWordPressサイトに移行する場合にも威力を発揮しそうですね。
もちろん、これらもWordPressやPHPをしっかり習得すれば自身でHTMLファイルをWordPressテーマへ変換はできるのですが…
そこまではという方にはうってつけのサービスかもしれません。
ダウンロードしたファイルを確認することで、どのようにHTMLファイルがWordPressファイルへと変換されるのか勉強できます。
もし現在、運用されているサイトがHTMLで構築したのであれば、一度サイトを訪れてドラッグしてみて確認するのもいいかもしれませんよ。